家づくりは着工後もやることが盛り沢山。地鎮祭から挨拶回り、現場見学と差し入れ、引越しの予約まで、家族間で意見合わせを十分におこない、具体的に何をしなければならないか見通しを立てて行動しましょう。商品比較や見積りが必要なものは特にお早めに!
~着工が決まったら~
ご近所への挨拶回り
工期が始まると、現場には沢山の車両や人が出入りし始めます。
場合によっては道路を占拠したり、見慣れない人が歩き回っていてご迷惑をおかけするかもしれません。
トラブルが実際に起きてしまう前に、建設予定地周辺へのご挨拶は施主自身でするのが最もよいでしょう。
「挨拶自体するかどうか・いつするか・どの家にするか」については、家族の間で目線合わせしておきましょう♪
地鎮祭の準備
地鎮祭は地域差が色濃く出る行事なので、当日の進行や作法についてはHM側に確認するとよいでしょう。
玉串料と供物の用意(供物はHM側で用意する場合もあり)
お祝儀を用意するか・いくら包むか・誰に包むか
お弁当を用意するか・お酒を用意するか・何人分か
上棟式の準備
上棟式も、地鎮祭と同様に地域差があります。
当日何をするか、施主がやることは何か、HMに質問してみましょう。
大工さんに御祝儀を用意したり、屋根の上からお菓子を撒くところなんかもあるみたいですよ…!いい思い出になりそう。
差し入れを用意するかどうか、用意するならどんなものを何人分用意するかもリサーチしましょう。
現場差し入れ
工期は長い期間、慎重な作業が続きます。
長時間居座ったり、作業の迷惑になる時間帯に伺うことは避けましょう。
また見学の際には、差し入れを持っていくと職人さんとコミュニケーションを図りやすくなります。
gaosanchi の場合、外から「今日作業しているかな?」程度の確認だけで、見学はあまりしませんでした。
その代わり、中にお邪魔する際は差し入れを持っていきました。
⭐︎暑い時期だったので口の中がボソボソしにくい、具多めのパン(ランチパックや菓子パン)
⭐︎甘いお菓子としょっぱいお菓子を2,3種類
⭐︎飲み物は冷やしたり冷やさなかったり。ノンカフェインで複数種類
こんなあたりを用意しました。
不足がないように、職人さんの人数+1〜2人分で買っていました。余ったって、余分に持って帰って貰えばいいしね(^ω^)
- どのくらいの頻度で行くか(HMや現場に迷惑でない日時を確認するのがよい)
- いつ持っていくか・何を用意するか・何人分か
- どのように運ぶか(夏ならクーラーボックスも必要)
- ゴミはどのように回収するか
~引渡しまでに~
外構業者の検討(未定の場合)
外構工事が未着手のまま引渡しされると、外の土や石はむき出しのまま…おまけにフェンスもない…
これは防犯面でも心配ですし、外構工事は早めに検討を始めましょう。
門柱つきのインターホンやガーデン照明など外部電源が必要な場合、家屋本体工事と並行して外構工事を進めなければならないケースもあります。
「いつまでに外構業者を決めなければならないか」HMに確認するとよいでしょう。
ネット業者の検討
インターネット契約には様々な種類があります。
居住地域の接続環境(つながりやすいエリアか)や価格とのバランスをよく見て検討する必要があります。
- 光回線
- モバイル回線
- CATV(ケーブルテレビ)回線
- ADSL回線
- ホームルーター
テレビ受信方法の検討
テレビの受信方法には様々な種類があります。
インターネットと同様、居住地域の接続環境(つながりやすいエリアか)や価格とのバランスをよく見て検討する必要があります。
インターネットとテレビをまとめて契約することで割引を受けられるケースもあります。
- 光回線のテレビサービス
- ケーブルテレビ
- アンテナを購入して設置する
ちなみに… gaosanchi は地元のケーブルテレビで「ネット1G+地上波BSテレビ」プランを契約しました!
ネットやテレビの新規加入って複雑だと勝手に思い込んでいましたが、プランの仕組みはいたってシンプルでした。
無事に開通したら改めて記事にまとめてみようかなと思います。
引越し業者の検討
自分たちの荷物事情に合った引越し業者を探しましょう。
生協、家族友人、HMからの紹介割を利用
大型荷物や特殊荷物はないか(グランドピアノ・骨董品など)
日柄(六曜)を気にする場合、早めの予約がベター
作業当日の差し入れや心付けを用意するか・何人分か
時間に余裕のある方は、使用頻度の低い物から自力で運び入れるのもオススメ!!
引越し費用の減額につながります。
火災保険の検討
着工したら「建物の所在地」「延べ床面積」などは確定していますので、火災保険も検討し始めることができます。
入居日から補償を開始できるように、こちらも前もって用意しておきましょう。
火災保険の加入先には、以下のとおり様々なルートがあります。
- 代理店形態の大手保険会社(自分で近隣の代理店を探す)
- ネット保険
- こくみん共済、県民共済、JA共済
- HMからの紹介(HM独自の割引がある場合も)
- 家族の勤務先の福利厚生から(社員割引がある場合も)
gaosanchi のオススメは「HM紹介」と「勤務先の福利厚生」です。
なぜなら「団体扱割引」を用意している可能性があるからです。
「団体扱」を平たく説明すると、企業の従業員やHMの施主のような「保険契約してくれる人が多そうな集団」に対して割引を設けているものです(割引率は集団規模によって異なります)。
それ以外は保険料率が固定となっており価格交渉の余地がありません。
贔屓にしている保険代理店があっても、保険代理店の裁量で割引ができるものではありません。
一例にすぎませんが…一条工務店、タマホーム、ダイワハウスなど大手HMは「オーナーズ保険」みたいな通称の割引適用された火災保険に加入することができます。
もし上記のような集団に自分が所属しているかも?と思ったら見積だけでもとることを強くオススメします。
断捨離
引越し直後は高確率で旧居からの段ボールを全て開梱しきれず、しばらく放置しがちになります…。
言い換えれば、そのダンボール分のモノがなくても生活が成り立つということ。
新居の収納計画が不安な方は特に、居室空間にモノが溢れかえる可能性も!?
思い切って引越し前にアレコレ手放しましょう。
手荷物が減れば、引越し費用の減額にもつながりますよ。
収納計画(シミュレーション)
手持ちのモノの量が分かってきたら…新居の収納スペースを挙げ、収納シミュレーションをしてみましょう。
たとえばこんな感じ↓↓↓
- 帰宅後カバンをどこに置く?
- 通学カバン、お稽古カバンは子供部屋?ファミクロ?
- ひな人形&五月人形&クリスマスツリーなど大型の季節の飾りは?
- パントリーとキッチン下(前面)収納はどう使い分ける?食品以外も入れる?
- トイレットペーパー、掃除道具、資源ごみ、どこに保管する?
収納計画は最初が肝心!!
gaosanchi はこれをやってみて、「リビングの収納が全然足りない」とプチ後悔…。
「すきまくん」というスリム収納棚の購入を考えています。収納家具買いたくなかったなぁ(泣)
大型家具家電の注文
引渡し日以降の受け取りにしましょう。土日祝の配送は追加料金が発生する場合もあります。
お届け先住所に注意!旧住所で申し込んでいたら再配達=追加料金が発生するかも!?
引渡し・入居後
「住む前からいるもの」を用意
引渡しから入居までに数日間隔があることが多いですが、住む前からあると便利なアイテムたちを先に揃えましょう!
- 仮ポスト・仮インターホン・仮表札(外構工事がまだだと何も無い場合も)
- カーテン(しばらく使わない部屋もカーテンがないと床が焼けてしまう)
- ハサミ・ペン・印鑑(荷物の開梱・書類へのサインなど)
- メジャー(寸法をはかりたいときに)
- ファイルホルダー(設備や家具家電の説明書・保証書を保管)
- スリッパ(ホコリが床にたまりやすい、床を傷つけない)
- 掃除道具(ぞうきん、ウェットティッシュ、ゴミ袋)
引き渡し時のお礼
引渡し式などの場面は、改まって関係者の方にお礼を伝えられる最後のチャンス。
お手紙や菓子折りなど、簡単なものでもよいので用意しておきましょう。
- 誰に渡すか(HM、現場)
- どんなものを渡すか
おわりに スケジュールに余裕を持って!!
上棟してからは本当にあっという間…
「まだ引渡しまで3ヶ月あるな〜」と呑気に構えず、まずは「自分版やることリスト」を作ってみましょう!
結構やること多いですよ( `ー´)ノ



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