悲しい実体験です。2025年2月某日、人生初の「飛び石」を経験しました。
私は事故時点でアクサ損害保険の「ダイレクト自動車保険」に加入していましたので、保険金請求することになりました。
ネット保険の事故対応品質がどんな感じか気になる方は多いと思います。
私もアクサに加入してから初めての事故だったので、自分がかつて働いていた いわゆる大手損保の自動車保険と比較してどんな流れになるのかな~と気になっておりました。
事故発生からの日数とともに経過をレポしたいと思います!
1日目:事故発生
娘と近場のスーパーへ買い物へ行った帰宅途中でした。店の駐車場を出た目の前の道を走りだしてすぐの時です。
「ビシッ!!!」 すごい音。うわ~やっちゃった…。フロントガラスの運転席側部分に10センチ前後のヒビ。
とはいえ自走可能でしたので、その状態のまま帰宅しました。
2日目:まずディーラーへ
実は事故してすぐ保険会社には連絡せず、車を買ったディーラーへ連絡していました。私の見立て(というか希望?)では、簡単なリペアのみでガラス全交換にはならないだろうと踏んでいたのです。
しかし整備士さんが傷を見るや否や「あぁ~これは…。傷のサイズは確かに小さいんですが、傷の箇所がまずいです。ガラスの端(フロントピラー)にあると、耐久性に影響するので…ガラス交換ですね」
そんな~~~!!
ガラス全交換 見積もり16万
こうしてすぐに整備士さんが見積書を作成し、無事(?)16万円の見積書が完成。保険使用することにしたのでした。その場でアクサダイレクトの事故受付ダイヤルに電話。
アクサダイレクトに事故受付の電話
その電話で話したことは以下のような内容でした。
- ケガ人はいないか、自車は走行可能か
- 事故発生状況の聴取
- 修理先は決定しているか
- 今回は「1等級ダウン事故」であること
- 免責金5万円があること
- 次年度保険料の概算
- 保険使用の意思はあるか
重要な「次年度保険料の概算」。私の場合、1等級ダウン・事故あり係数1年⇒プラス4万円とのことでした。
免責金5万円のことを考慮しても 保険料プラス分+免責金<<<修理費16万+レンタカー費用 なのは明確。
この電話で「保険使用で進めてください」とお願いし、今後、修理見積書や損害箇所の写真送付のような、専門的なやり取りは保険会社と修理工場(今回はディーラー)が直接やり取りしてくれることになりました。
3日目:アクサ担当者から入電。のはずが
ディーラーに行った日は休日で、そこで電話をかけた際には
「翌営業日に今後の対応についてご説明の連絡を差し上げます」
そう言われていたので、「休み明けに電話が来るのか~」と悠長に構えていたところ、結局その日のうちに担当者からの連絡がありました。東北訛りの男性の方でした。当方は東海出身、なぜかこちらが片言になりかけましたね。
休日にも関わらずスピーディーな対応、気持ちが動揺している中でほっとしました。
9日目:ディーラー入庫・代車受け取り
再びディーラーと日程調整し、入庫。新車同様のタントカスタムを貸していただけました。
1週間くらいあれば戻ってくるかな~、と何となく思っていました。しかし数日後にディーラーから電話。
「ガラス屋さんが忙しくて、なかなか完成しません」
この時知ったんですが、そのディーラーではガラス交換の対応はなく、提携のガラス屋さんが週に何回か車を取りに来て、施工しているとのことでした。ガラス屋さんの繁忙期(?)だったのかな。
22日目:車を受け取る・自己負担分(免責金)の支払い
そんなこんなで20日目に修理完了の連絡が入り、私の都合で22日目に自車を受け取りに行きました。
前述のとおり、私の保険契約には免責金を設定していたので、ディーラーに50,000円支払いました。クレカ決済できました。残りの100,000円余はディーラーが保険会社に直接請求することになります。
レンタカー費用は保険会社がレンタカー会社へ直接請求
1日5000円のタントカスタムを14日間借りて、費用は90,000円。
アクサがレンタカー会社に上記金額を請求したとの情報が、アクサのマイページ「Emma(エマ)」のメッセージボード上に更新されていました。これはレンタカー会社と保険会社間のやり取りであり、私(保険契約者)がしなければならないことはありません。
レンタカー費用補償特約は「事故30日・故障15日」とか「事故故障いずれも15日」などと保険会社によって選択肢が様々ですが、今回あと少しで15日を超えていたかもしれないし、ここはケチらずにフルで付帯しておくべきだと認識できました。
まとめ
今回は単独事故ということもあってか、保険会社とのやり取りはほとんど発生しませんでした。事故連絡と担当者からの挨拶の計2回の電話のみ、あとはすべてディーラーやレンタカー会社が直接やり取りしてくれました。
ネット保険はその安さ故に、最小限の拠点と人員で対応していると思いますが、一連の流れはwebマイページ等を駆使してスマートなもので、よかったと思います♪